ぱどタウンとか

なんか、結構話題になっているらしい。面白そうだ。とりあえず、ここを読めば概要は分かる。
http://homepage3.nifty.com/kazano/200406b.html#14_t1

参考URL:

結局こないだ起こった小六の殺人事件からの発展なんだと思うんだけど、小学生や中学生といった人間に全面的にWeb(インターネット)というものを開放した場合に、どうなるかってことに対して興味を持っている人が多いってことなんだろう。
単純にすごいと思うのは、完全に新しい文化が出来てきている点。例えば掲示板の使い方なんて、感動ものだ。なんで掲示板をメールボックスとして使うねん、見たいな気がする。
昔は僕も、掲示板で擬似チャットはしたことあるけど、それはあくまで一つの掲示板でやり取りをしていただけ。なんていうか、根本的に違う。
まあ、そんなのって別に大して目くじら立てるところじゃないし、勝手にして〜とは思う。思うんだけど、これって下手をするとインターネットの存在自体が消えてしまうかもしれない、とも思う。
掲示板とかの使いかたとかは、別に便利なように使えばいいし、そこを否定する気はないし、逆に新しい使い方がどんどん出てくれば段々と新しいビジネスもでてくるだろう。新しい市場の開拓が出来るからだ。
でも、例えば"はしご禁止"だとか、無断リンク禁止だとか。この辺は、今までのインターネットってもの自体の否定につながるのだ。
今までも無断リンク禁止とか言う人たちはいっぱいいた。でも、そういう人たちは散在していたし、大きな影響を持つことはなかった。ただ今回のぱどタウンってのは、大きな(それこそ2chのような)コミュニティになりつつあるように見える。初期の2chなんてのは、匿名であることを盾にして相当荒れてたわけだし、相当被害を受けた人も多いだろう。だが、段々と自治という概念もでてきた。
じゃあ、それをぱどタウンに持ち込めるかといえば、無理じゃないかな、と思わざるを得ない。なぜなら、対象が小学生とか中学生とか。そんなガキがきちんと正しいこと、間違ってることってのを作っていけるわけもない。つまり、変化はあれども大きく変わらないだろう。
本来から言えば、これが完全に閉じていればよいのだ。自分たちの文化がそこで完結するなら問題は一切生じない。だが、インターネットは一続きである。だから衝突が起きる。
子供相手にマジになっても仕方ない、という考え方も出来るかもしれない。だが、ガキの理論を大人の世界に持ち込もうとするなら、それをたたかなくてはいけない。義務を果たしていない、そしてその意味も分かっていないガキどもに、大人の世界のルールを作っていい理由はない。