自前仕様作成方法

何か困ったことがあったとき、我々はプログラマーとして何らかのプログラムを書いたりすることがある。もちろん、既存のツールで対応できる場合もある。そういったとき、どう対応するかを具体例に基づいて書いてみたい。
具体例として取り上げるのは、麻雀の戦績を記録するツールである。一年間でどれだけ儲かっているのか損しているのかとか、調べてみたい。こういうツールがほしいと思ったときにどうするかを実際にやってみる。

第一段階

適当に考えてみる。
とりあえず、記録しなきゃいけないよなぁ。ってことはパソコンから更新しようか。でも、外出してるときもあるから携帯かなあ。じゃあメールかHTTPとかになるのかな。
更新する項目は、半荘数とか順位とか金額とかだよな。あんまりめんどくさいフォームは嫌だよな。さくっと書き込めたらいいなぁ。
で、数日文をまとめて書き込むこともあるしなぁ。そういうことも出来るようにしておきたいな。
レートに酔っての勝ち負けなんかもほしいかもしれない。

第二段階

上の仕様をまとめてみる。

  1. 更新するための方法は、PCもしくは携帯によって提供されるものである。
  2. 更新の際には、ゲーム数や、ゲームの金額、順位や勝ち負けを入力させる。
  3. 合計値を見れる必要がある。
  4. 合計を取る際に、条件で検索をする必要がある。

第三段階

仕様を削る。本当に必要なものにしていく。
携帯とPC、どっちの方がいいんだろう。携帯が通じなかったら意味がないよな。PCに触れない状況ってどういうときだろう。帰省してるときとかかな?山に登ってるときとかかな。あとは旅行中?
山の中で麻雀しないから問題ないよな。帰省中はPCはあるし、旅行中くらいは覚えてられるか。そんなに長く旅行しないし。じゃあ、PC限定でいいや。
そしたら、ログはどこにおくんだろう。マスターは、家?会社?学校?どれも一長一短だけど・・・会社に置くか。それなら、DBでもエクセルでもいいんじゃね?
うーん・・・・MySQLでやってみるか?でもめんどくさいな。正規化とか。じゃあ、エクセルか。

第四段階

決定する。
Excelで適当に表にしとこう。