ICFP反省事項

たくさん問題があった。

  • 見通しの甘さ
    • 全ての意味で見通しが甘かったと思います。設計然り、コーディング然り、そしてアルゴリズム然り。
  • スケジュールの辛さ
    • これは僕の問題ではありませんが、さすがに体力的には限界でした。
  • コードの汚さ
    • 当初1人でコーディングしていたこともあり、汚く書いても良いという思いがありました。そして、グローバル変数使いまくり。ほぼ完全な手続き型コーディングでした。
    • また、多段ハッシュを相当に使いました。7段くらいのハッシュが平気で出てきたせいで、書き難いし読み難いしそして間違い易い。また、場合によればアクセスは遅いでしょう。
  • Perlの遅さ
    • Perlが遅いと実感したのはこれがはじめてです。本来、定数倍の遅さは気にしない方針でした。どうしても遅いと言うことであれば、その部分だけCの様な速い言語で実装すれば良いと思っていました。
    • ですが、この場合は、5秒制限と言うとんでもない制限があり、通常は困らないのですが、意外と速度の点でネックがありました。そして、それはかなり速いと言われるPerlであっても、定数倍が効いて来る範囲だと感じました。

これらのことを考えたときに、すくなくとも僕がすらすらと書くPerlICFPには不向きでした。簡単なことを簡単に書くと言うPerlの良さは、十分に発揮できなかったです。それはこの問題が複雑であると言うのがまず1つ。そして僕の力不足がもう1つです。
Perlは素晴しい言語だと言うのは事実だと思いますし、そしてその考えはかわりませんが、よりこのPerlの良さを引き出せるようになりたいと思います。
あとそれと。来年は参加しません。