数値計算

kosakと共に生協書籍部に行って、CG(CG法ではない)の教科書を買いに行きました。で、そこで見かけた数値計算の本が2冊。
片方は、1985年に1版が出版されていて、誤差の出現についてパソコンのBASICがどうのこうの・・・とか何とか書かれている。そんな本を今更出版してどうするというのだろう。
もう片方は、「数値計算において最も重要な言語はC(その拡張のC++も含む)とFORTRANである」と書いてある。いや確かに速いけれど・・・っていうかC++はいいんだ・・・。問題は、この本が2004年に出版されていること。何その時代錯誤感。
確かに気持ちはよくわかる部分があって、最後の定数倍の部分をどれだけ小さくできるかが数値計算の肝なので、そこに速度のある言語を使いたいと言うのは納得がいく(あくまでPerlやらHaskellやらを使うなというレベルでだけれども)。
でもなんていうか、教科書としてどうなのよ?的な。やっぱりデータ構造とアルゴリズムって言うのが一番重要なわけで、そこを無視しちゃいけないよなあ、っていう。で、structくらいしかないような(それともunionもデータ構造に含める?)Cやらで教えるって言うのはやっぱり教育上よろしく無いのではないかと。