IBM STUDENT LIVE 2006

http://www-06.ibm.com/jp/software/academic/event/slive2006/
詳細についてはサイトを見てもらうことにして。
誘われて行って来ました。さすがIBMというかなんというか。最初にAll Aboutの社長の話があって、その後はIBMの人たちが3人話をするという構成。一言で言うなら、All Aboutの社長の話はイマイチ。というか経営方面の話なので、技術がやりたい僕のような人間には退屈だった。とはいえ、他の人にとっては、そうじゃなかったんだろうな、と。っていうか、このAll Aboutの社長さんは、Ajaxの手法について「Java」を使うと言っていたけれども、明らかな間違い。こういうのはすごく気になる。
次の森本さんの話は、IBMがビジョンを明確にしようという姿勢を持っていることがよく伝わってきた。面白い。寝ている人が結構いたような気がするが、IBMという会社がどういう構想を持っているのか、どういう会社になろうとしているのかがよく伝わってきた。
休憩を挟んで佐貫さんの話は、Cell Broadband Engineの話。正直プロセッサ自身の話が中途半端だったような気がする。とりあえず、PowerPCを核にして、その他の8つのプロセッサを制御していくマルチコアだということは分かった。すでにシミュレータが公開されているらしいが、まあその辺りはちょっと個人的に興味がなさげ。応用例もあまり興味はなくて。
最後の中原さんの話は、OpenSourceについてだったのだけれども、なんか一般論に終始していたような気がする。もちろん正しいのは分かるし、そこからどうやってビジネスモデルにしていくかという話も納得できるのだけれど、もっと具体的な話にして欲しかった。

その後、まずは質問Sessionが。僕がした質問は、id:succeed:20060601に書いたような内容、すなわちいわゆるITからまだ離れている層に対してどうやってアプローチを行えばよいのか、という内容。それに対しての明確な回答は、正直あまり得ることができなかったような気がする。やはりIBMというのは技術屋さんが多くて、その視点まで降りていくことが出来ていないような気がする。これはもちろんGoogleなんかにも言えることだと思うんだけれど、つまりITをすでに使用している人たちがさらに便利に、という視点でものを考えている企業なのだと思う。

そして最後に、携帯を用いたクイズが。問題は、全て4択になっていて、以下のような問題だった。

  1. IBMは何の略称?
  2. SPAMの由来は?
  3. ワールドカップの優勝国の国旗は?
  4. ダヴィンチ空港がある都市は?
  5. IBMに勤めていて、ノーベル賞を取ったのは?
  6. ページが見つからないときのHTTPのステータスコードは?
  7. IBMが作ったことの無いのは?

で、この中で僕は7問中6問正解を叩き出してしまった。われながらちょっとすごい。しかも7題完答した人はいなくて、同率一位。ただし一位が11人いて、そのうち5人に賞品が当たるという仕組み。なお、商品の内容は、液晶テレビ・デジカメ・DVDレコーダー・iPod nanoで、iPodだけ2人に当たる。
で、抽選の結果、なんとデジカメを貰ってしまったという罠。こんな所で運を遣ってよいものやら分からないけれども、今日は日給1デジカメとなりました。貰ったのはコレ。わーい。デジカメ持ってないから嬉しいなあ。それよりも問題は、DisplayにY.Sawaと表示されてしまったことか。ニックネームといわれても、ねえ・・・他の人はみんなニックネームっぽかったんですが、一人だけ空気読めない実名でした。鬱。