FORTRANの今

梅田の紀伊国屋に行ったのだが、そこのFORTRANコーナーが熱かった。どれくらい熱かったかと言うと、FORTRANの本はたったの二冊。SQUEAKとかCOBOLとかLispとかPythonとかHaskellとかがずだだだだーっと並んでいた。常々FORTRANは死ねばいいと思ってきたが、正直アレを見るとFORTRANが可哀想になってきた。
とはいえ、FORTRANなぞに興味はないので、適当にそれ以外の本を買ったのだが、その一つがOpenMPに関するもの。OpenMPといえば、共有メモリ並列計算で用いられる言語であり、つまりはスレッドを扱うための環境と考えればいい。OpenMPは他の言語の拡張であって、C/C++FORTRAN用のライブラリが存在している。
ここまで書けば分かったと思うが、その本の中には大量のFORTRANコードが書かれていた。注釈には、「FORTRAN90を基本として書いてあるが、FORTRAN77のユーザでも分かると思う」と書いてあるのだが、正直困った。分からない内容ではないが、今更という気がする。やっぱりFORTRANは死ねばいいとおもう。