かける数かけられる数

どうでもいい話と言うのはわかっているのだけれど。
掛け算 4 * 6において、かける数は6でかけられる数は4だというのは、これはいい。そして、この計算の意味は、4が6個ある、という意味である。6が4個あるのではない。計算結果が同じになるというのは、あくまでその演算が可換であるという、そういう特殊な系であるということしか意味しない。これは小学生の話。
で、abと書くとこれはa * bを意味する。これは中学生でやる内容。ここまではいい。
そして、高校だとあるスカラーαとベクトルvに対して演算αvというのがある。たぶん普通はαvと書いて、vαではない。で、これってよく考えれば逆じゃね?だって、これってベクトルのスカラー倍でしょ?スカラーのベクトル倍じゃないでしょ、普通。いや、どっちも定義してもいいんだけれど、すごく気持ち悪くないか、これ。
もうちょっと言うなら、たとえばベクトルvの大きさを半分にするなら、

v / 2

って書くでしょ?ってことは

v / 2 = v * 1/2

でしょ?やっぱり後ろからスカラーかけるでしょ。前からスカラーかけるのって気持ち悪くない?
この感覚は変なのかな?