試験問題の公開等について

まあ、あっちでは特に議論とかそういう話をしていないので、こっちに書きます。今年実際に院試を終えた者として。
まず最初に、少なくともCSに関して言うならば絶対評価である点を含めて、正直外部受験生が脅威になるとはほとんど考えていないです。もちろん、僕なんかよりはよっぽどいい点の人は外部からも受けているとは思うのですが、絶対評価であれば別に関係ないし、もちろん研究室の争奪問題はありますがそれくらい。合否には特に関係なし。
前提としてこういう背景があるとはいえ、僕は内部生がたくさん通過して欲しいと思っています。なぜか。それはうちのISのカリキュラムや環境は、他のどこよりも優秀だと考えているからです。優秀だと考えていると同時に優秀であって欲しい、あり続けて欲しいと思っています。だからこそ、もしも仮に今後内部生の合格率が減少することがあったとして、その対策として定期試験の問題や授業ノートの外部流出を防ぐという手段を取る事は全く意味が無いと思います。その程度のことでもし仮に内部の合格率が上がるとすれば、それは悲しいことです。
ISのカリキュラムの良さは、授業ノートだけではおそらく分からないでしょう。それと並行してある演習の課題、そしてその中に優秀な同期がたくさんいるという事実。これがあるから良いのだと思っています。そういったものも含めて全て同様の勉強をしてきている外部生がいたとすれば、そういう人たちには通過して欲しいと思うし、それがフェアという言葉の意味だと思います。
つまりですね、誰だって本気で勉強すればCSには入れるべきだと思うんですが、ほとんどの人はおそらくISのような環境にいないとその勉強をすることは無いよね、と。その環境がある分、ISerは得をしているし、それだけで十分なアドバンテージでしょうと。ノートや試験問題の公開ごときで揺らがないでしょう。ただ面倒だし、どこまで公開していいのかというのは(著作権等含めて)分からないから、わざわざ僕は公開しないよってだけの話であって。

せっかく考えたので、書いておくことにしました。